AIに関する法律と契約

AIは、技術だけの問題ではありません。AIを開発し、データを集め、サービスとして世に出す——そのすべての場面に、法律と契約が関わっています。

「法律は難しい」と感じる方も多いかもしれません。しかしAIに関わる法律の多くは、私たちの日常にある「当たり前の感覚」——他人のプライバシーを守る、他人の作ったものを勝手に使わない、ルールを守って競争する——をベースにしています。難しい条文の前に、まずその「感覚」を大切にしながら読んでみてください。
この章では、AIに関わる七つの法律・契約の領域を見ていきます。

9-1 個人情報保護法

AIが扱うデータの中には、個人に関する情報が含まれることがあります。その情報をどう扱うべきか、どんな義務が生じるかを定めた法律です。▶続きを読む

9-2 著作権法

AIが学習に使うデータや、AIが生み出したコンテンツには、著作権の問題が絡みます。「誰が作ったものか」「誰が使っていいか」を考える法律です。▶続きを読む

9-3 特許法

AIが生み出した発明や、AIを使った技術革新を保護する仕組みです。「アイデアを守る」ための法律ともいえます。▶続きを読む

9-4 不正競争防止法

特許として登録しなくても、秘密として守りたい情報があります。その「営業秘密」を守るための法律です。▶続きを読む

9-5 独占禁止法

AIの普及によって、市場での競争が歪められることがあります。公正な競争を守るための法律です。▶続きを読む

9-6 AI開発委託契約

AIを外部に開発委託するとき、どんな契約を結ぶべきか。各フェーズに応じた契約の形を見ていきます。▶続きを読む

9-7 AIサービス提供契約

AIをSaaSとして提供するとき、利用規約や知的財産の扱いについて、どんな点に注意すべきかを見ていきます。▶続きを読む