「アイデアを守る」——著作権が「表現を守る」法律だとすれば、特許法は「技術的なアイデアそのものを守る」法律です。
新しい薬を開発するために何年もの研究費と時間を注ぎ込んだ製薬会社が、その薬が完成した瞬間に誰でもコピーできる状態になってしまったら——誰も研究開発に投資しなくなります。特許法は、そういった「発明した人・企業への正当な報酬」を守ることで、社会全体の技術革新を促進するための法律です。
AIの時代には、この特許法が新しい問いに直面しています。
AIが生み出した発明の特許は誰のものか。AIを使った発明は特許を取れるのか。そして、特許として公開するより、秘密として守る方が得策なのか——この章では、特許法の基本とAIをめぐる論点を見ていきます。
「守りたいものの種類」によって、使うべき法律が変わります——知的財産権の全体像と、特許権と著作権の使い分けを整理します。▶続きを読む
特許を取るには「発明」であることが必要です——発明として認められるための条件を、その趣旨から理解していきます。▶続きを読む
会社員が仕事で発明したとき、その特許は誰のものか——発明者と会社の間に生まれる権利関係を見ていきます。▶続きを読む
発明を守る方法は、特許を取ることだけではありません——公開して守るか、秘密にして守るか、二つの戦略の違いを理解します。▶続きを読む