人工知能をめぐる動向

2-1 AIブーム

AIは一度で完成したわけではなく、ブームと停滞をくり返しながら進化してきました。ここでは三つのAIブームを軸に、その流れを整理します。

第1次AIブーム

「機械は、自ら考えることができるかもしれない」——そんな純粋な期待から始まった、AIのいちばん最初の夢の時代です。▶続きを読む

第2次AIブーム

専門知識を詰めこめば賢くなる、と信じられた時代。現実の壁にぶつかりながらも、AIは一歩ずつ前に進みました。▶続きを読む

第3次AIブーム

大量のデータと学習技術に支えられて、AIは再び大きく羽ばたき始めます——今わたしたちが生きているのが、この第三次ブームの中です。▶続きを読む

2-2 探索・推論

AIが「どう考えて」「どう探すか」を研究していた基礎の流れを追ってみます。

探索アルゴリズム

AIが答えを探すための「方法」を覗いてみましょう。ここで挙げる一部の手法は、後に機械学習や強化学習とも結びつき、形を変えて使われています。▶続きを読む

トイ・ワールド

研究者がAIを試すために用意した舞台とは? 実験室という小さな空間で夢を見せた、初期AIの世界。▶続きを読む

2-3 知識表現とエキスパートシステム

AIに知恵を与えるため、人間は「知識」を言葉と構造に変えようとしました。ここでは、その試みとしての知識表現とエキスパートシステムを紹介します。

知識表現

知識表現は、人間の「わかっていること」を機械が読める地図にしようとした試みです。人間の知識や常識をAIが扱える形に整理する技術のこと。▶続きを読む

エキスパートシステム

エキスパートシステムは、知識表現により整理された知識を使って、専門的な判断を行う人工知能のことです。▶続きを読む

2-4 機械学習

機械学習の扉

機械学習は、大量のデータを使ってAIがパターンを学習する技術で、本章ではルールベースとの違い、注目された背景、代表的な応用例を整理します。▶続きを読む

2-5 ディープラーニング

ディープラーニングの扉

ディープラーニングとは、人間の脳のしくみをヒントに、多層のニューラルネットワークでAIが自ら特徴を学ぶ技術です。▶続きを読む