豊かな二人暮らしの秘訣

幸せ生活tips

ふきんなんて、10枚入りのものを、500円で買えます。
でも、わたしのパートナーは、1枚600円するものを買います。
最初は、価値観が違う? 相性悪い? と戸惑いました。
「物にお金をかけること」が、生活を豊かにすることに、気がつくと……?

お金をかけるポイントを押さえる

わたしは、けっこうケチです。
生活してゆくうえで、必要な物があっても、百均やスーパーで安く買えるものなら、それを使えばいいと思う方です。
ところが、パートナーの都子さんは違います。
都子さんは、お金を使うのです。

たとえば、ふきん。

都子さんは、奈良のメーカーの一枚600円するふきんを買うのです。
ふきんなんて、10枚入りでも500円くらいで買えます。10倍以上のお値段です。

最初は戸惑いました。
無駄遣いじゃない? わたしたちの家計は裕福とはほど遠いのだし、倹約した方がいいんじゃない?

でも、お高いふきんを使っていると、考えが変わってきたんです。

まず柄が可愛い。
ギフト用にも展開しているふきんのシリーズ、それはたくさんの柄があります。
ねこ。りんご。雪景色。ストライプの色もパステルからカラフルまで。無地のものも、綺麗な発色。
ずらっと並んだなかから、お気に入りを見つける楽しさ。
そうして厳選した柄のものを、お家で使うのです。
可愛いねこの絵に癒されながらだと、面倒くさい家事の時間も楽しくなります。

それから、生地の質が良い。
一枚50円のふきんとは比べものにならないくらい、よく水を吸います。
シンクの汚れも軽く拭き取れるし、それでふきんが汚れても、水ですすぐとすぐに落ちます。
台拭きという家事が、すごくらくになるのです。

家事が楽しく、らくになる。
そういう風に、生活を豊かにする『物』について、都子さんはお金を使います。

たとえばマスキングテープ。
百均にもたくさんあるのに、文具屋さんで五倍ものお値段のものを買う。
これを、可愛いテープカッターに入れ、ずらっと並べて使うんです。
その日の気分で、好きな柄を。手でも切れるけど、テープカッターだとらくだし切り口もきれい。

たとえばお醤油。
一本100mlしか入っていない、かつおしょうゆ。
わたしは食が細いのですが、このお醤油を使うようになってから、お昼ご飯に納豆を完食できるようになりました。冷や奴も、目玉焼きにも、ほかの料理の味付けにも、このお醤油、大活躍です。

え、そこにお金かけるの?
と思うんです、最初は。でも、生活しているとき、楽しいな、らくだな、おいしいな、と笑顔になっている自分を見つけます。
都子さんも、百均で物を買います。むしろ百均大好きな人です。
ですから、むやみやたらに高い物を買っているわけじゃない。ここぞというとき、出し惜しみをしないことが、豊かな生活につながっている。
こんな風にお金を使える、お金の使いどころをきちんと見ることができる都子さんを、わたしは尊敬するのです。

都子さんと一緒にいるだけで、わたしはずっと幸せなのに。
まだまだ、毎日、彼女はわたしを幸せにしてくれます。

Lucaのプロフィール
るか

女性で、同じ女性の恋人とともに暮らして17年。
現在進行形の日記、過去をしのぶ想い出などを書いています。

ネット恋愛で行き詰まっている……
同棲生活がうまくいかない……
同性愛者のことを理解したい……
そんな方々に、ちょっと足をとめてもらえるブログを目指しています。

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